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スクラッチシールドだけでなく、202などの濃色車の磨きもらくらく磨ける「抑熱研磨」

JUGEMテーマ:車/バイク

 

 

スクラッチシールドの特性を知れば磨きはさほど難しくはない。

 

とにかくあらゆる塗装に対応した新しい研磨法です。

 

しかも、バフ傷の見えない光沢のある仕上げがどなたでもできるのです。

 


「なんか嘘っぽいな?」と思われる方もいらっしゃると思います。

 

でも、これからお話することをお読みいただければご納得がいくと思いますよ。


まず、多くの方が「スクラッチシールド」の磨きに手こずったり、悩んだり、

 

中には「触れたくもない」と思われている方々もいらっしゃるでしょう。

 

 

なぜですか・・・?

 


そもそも「苦手意識」はどこから生まれたのでしょうか?

 

貴方が実際に磨いてみて生まれたものですか?

 

「磨いたことはないけど、周りがそう言うから。」ですか?

 

苦手意識を持たれた多くの方々は、

 

多分、シングルポリッシャーやギアアクションポリッシャーで磨かれた方ではないかと思うのです。

 

(間違っていたらごめんなさい)

 

「ギアも・・・?」

 

と思われた方もいらっしゃるでしょう。

 

ギアを使っている方々に「なぜギアを使うのか」を伺ったところ、

 

多くの方々が「バフ傷が出ないから」と言う事でした。

 

なぜバフ傷が出ないのかと言うと、「バフが横に振れながら回るから」との事。

 

要は、偏心回転により磨き傷がシングルよりも目立たないと言う事みたいです。

 

しかしながら、ギアアクションポリッシャーはトルクが強いので力を加えても回転は止まりません。

 

シングルポリッシャーもそうですよね。

 

力を加えながら一か所に集中して磨くと研磨熱(摩擦熱)が出てきます。

 

研磨熱が出ると言う事は、塗装が熱膨張を起こします。

 

膨張している状態で磨いているわけです。

 

そして、研磨を終えたのちは徐々に冷めながら伸縮する訳です。

 

だから、

 

「きれいに磨いたつもりだったのに、なんで・・・?」

 

と言う事が起こってくるわけです。

 

どのような状態か想像がつきますよね。

 

 

よって、初期研磨で使用するのはシングル同様、私としてはお勧めはできません。(できれば仕上げも)

 

それに比べて、抑熱研磨で推奨しているRYOBIサンダポリシャ RSE-1250などは、力をかけすぎると回転が止まってしまいます。

 

だから、シングルやギアになれている方では当面使い慣れるまでは戸惑われることが多いのですが、

 

ほとんど「研磨熱(摩擦熱)」が出ないので、クリアーが熱で膨張することなく初期研磨から仕上げまでできるので、

 

研磨熱が高温になりやすい研磨と比べて熱による伸縮の影響を受けにくく研磨後の変化も起きにくいのです。

 

だから、

 

「きれいに磨いたつもりだったのに、なんで・・・?」

 

というようなことはなくなるのです。

 

この様に考えると、

 

研磨熱を出さない磨きをすると「スクラッチシールド恐れるに足りぬ」ですよ。

 

スクラッチシールドのみならず、すべての塗装に適用できるのです。(そう思われませんか?)

 


日産のホームページを拝見すると、

 

スクラッチシールドの磨きは、

 

スクラッチシールド自体が、「非常に傷が付きにくい塗装のために、磨きなどの仕上げ作業が非常に難しい」とありました。

 

よって、「よく切れるコンパウンドで熱を掛けずに深い傷を入れないように磨く」事がポイントです。


また、傷が入った場合は20℃〜40℃の常温域では50分位放置すれば復元し、

 

80℃の高温で加熱すれば数分で傷が復元するとのことです。

 

私見ですが、

 

スクラッチシールドは一般のクリアーと比べ熱膨張の起こりやすい(膨張率の高い)塗装とも言えるのでは・・・。


それなら、熱の起きない磨きをすればいいのではないでしょうか。

 

貴方はどのように思われますか?


お客様から過去にこんなことを聞いたことがあります。

 


車は「エクストレイル:ダイヤモンドブラック」です。

 

ある所でコーティングをしたのですが、

 

昼間に引き取ったので気が付かなかったのですが、気温の低い朝方に見たら「磨き傷だらけ」と言う事で、

 

オーナーからクレームが付き、ご自分の所では対処できないとの事で弊社のお客様に修正を頼みに来られたとの事。

 

結局、請け負った金額の倍以上を支払う事になったそうです。

 


温度が高ければ、膨張して傷口が見えなかったものが、

 

気温が下がって収縮して、傷口が開いたので傷が表れたのではないかと、私は思うのです。

 

言い換えれば、「磨いている時はヘアースクラッチのような微細な傷は研磨熱により傷口が閉まって見えなくなるので、

 

除去したように思ってしまう。」と言う事では・・・?


こんな塗装ですから、「研磨熱の高くなるような磨きをするとうまく仕上がらないのは当然」と思われませんか?


逆転の発想として、研磨熱を抑えた磨きをすればこの様なクレームは起こらないのでは・・・?

 


今までのシングルポリッシャーでの磨きは、

 

「熱で塗装を柔らかくして磨く」とか、「熱とコンパウンドの溶剤が反応して研磨力を向上させる」

 

と言う事をよく耳にしてきました。


が、貴方も多くのご経験をお持ちでしょうが、

 

磨きの大半の悩みは「バフ傷(バフ目)」ですよね。

 

バフ傷の原因は様々ですが、

 

研磨熱やコンパウンドに含まれる溶剤により柔らかくすると言う事は、かえって「傷が入りやすくなる」。

 

だから、汚れたままのバフで磨くと簡単にバフ傷が付いてしまうのでは?

 

この件については、前回のブログ「水性、および水溶性コンパウンドを使うメリットは」をご参考にしてください。

 

 

他にも研磨熱は「焼き付き」、「白ボケ」、「過研磨」など、多くのトラブルの一因にもなっています。

 

と考えると、自ずと「研磨熱を抑えた磨きをすればこれらのトラブルの多くは回避できる」と思いませんか?

 

他にもバフや研磨面の汚れなどの原因もありますが・・・。

 


ところで、前回のブログにも書かせていただきましたが、研磨熱を抑えた磨きでは、従来のコンパウンドでは研磨が非常に時間がかかってしまいます。

 

よって、研磨熱を抑えた磨きにはそれ専用のコンパウンドが必要ですし、

 

例えこのようなコンパウンドがあっても、それなりの効率の良い磨き方と言うものがあります。

 

詳しくはこちらをご覧ください。「ダブルアクション用水性研磨剤

 

また、コンパウンドを水性に変えたからと言って効率よく磨けるわけでもありません。

 

当然、ポリッシャーの扱い方も違っています。


そこで弊社がTAKUMIシリーズを開発する過程で確立した「抑熱研磨法」を基に出来上がったのが、おひとりで習得できるテキストを付けた「スクラッチシールド独習セット」をご用意しました。

 

ポリッシャーはご自分で揃えていただくのですが、

 

研磨熱を抑えた研磨専用のコンパウンドとバフに、スクラッチシールドの知識や磨き方をマニュアルにしましたので、

 

ご自分で習得できるようにしています。

 

研修を受けるとなると、時間や費用が必要ですが、このセットがあればご自宅で、お好きな時間に習得が出来ます。

 

また、研磨熱の出ない磨きなので、シングルポリッシャーと比べて失敗の危険性も非常に低く、

 

しいて言えば、偏心回転(横振り)するのでパットの当たりそうなところに気を付ける程度です。

 

 

この「抑熱研磨法」を習得すれば、塗装を選ぶことなくきれいな仕上げができるようになるでしょう。

 

なんといっても、「磨くほどに着実に仕上がりが読める」と言う事は肉体だけではなく、精神的にも非常に楽になると思いますよ。

 

工程も組みやすくなります。

 

 

スクラッチシールド独習マニュアル Vol.2 の目次です。

 

 

「日産スクラッチシールド」についての知識も得られます。

 

特にP7の「スクラッチシールドの調べ方」では、スクラッチシールドの塗装車種の一覧もご紹介しています。

 

 

最後に

 

スクラッチシールドの磨きを得意とされている方は少ないと思います。

 

202の様なブラックなどの濃色車の磨きもそうです。

 

そのような中でこれらをきれいに仕上げることが出来るとしたら、他店との差別化が図れると思いませんか?

 

他店と比べてワンランクアップの店づくりが出来ますよ。

 

お客様もあなたの意見やアドバイスに耳を傾けてもらえるようになります。

 

そうなると集客率もアップしますし、

 

これによりお客様の信頼関係を築くことが出来れば収益も上がります。

 

私の知る限りでは、

 

スクラッチシールドへのコーティングの価格を他よりも高く設定されているところを見たことがありません。

 

一般的には他のクリアーよりも手間がかかるのですから、その分価格を割高にするべきです。

 

その為には、お客様にも「あなたの車の塗装は特別なんですよ」「特別手間と技術が必要なのですよ」という事をご理解いただく努力も必要です。

 

この適正な価格設定と、お客様にご理解いただく努力が出来れば、差別化もでき、信頼関係も構築できるので、

 

お客様の方からおなたのお店に出向いてくれるようになると思いませんか?

 

これが出来なければ、スクラッチシールドなどの手間のかかる車は扱われないほうが良いと思います。

 

採算が合わなくなりますから。

 

もっとも、この様に展開していくには自己修復性耐擦り傷クリアーの研磨技術と知識があってのことですが・・・。

 

 

author:riverail, category:スクラッチシールドの磨き, 17:00
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スクラッチシールドの効率のよい磨き
スクラッチシールドの磨きは技術が必要と考えがちですが、そんなに難しいものではないですよ。

要は研磨熱を極力抑えて効率よく磨けばいいのです。



会員の方からの情報です。


日産セレナKH3スーパーブラックの磨きです。

磨く前は洗車傷だらけだったそうです。

洗車傷が多くあると言う事はこの洗車傷は復元できない傷で、塗装が切断されている状態と言う事です。

これは磨かなくては除去出来ない傷になります。

通常は、TAKUMI 抑熱研磨ではまず、ウールバフW−125とM cutで磨くようにお勧めしていますが、これでは時間がかかってしょうがないと思われる方も多いと思います。

そこで会員さんが試された磨きと言うのは、

洗車傷をまずペーパー掛けしてから後にこのペーパー傷をM cutで除去してからG cutで仕上げると言う方法です。

ペーパー掛けをする事自体が違和感を感じられるかもしれませんが、塗膜が切断されていているのですからペーパー掛けは差ほど心配する事はありません。

要はキメの小さいペーパーで出来るだけ深い傷を付けない磨きをすればいいのです。

ご参考までに、スクラッチシールドの膜厚は35μmあるそうです。

詳しくは「Riverail Member's Cleb」のテクニカルサポートのTAKUMI ONE POLISH PROのページをご覧ください。

今回は、スクラッチシールドの雨ジミ(クレーターのケース)の処理法も掲載いたしました。
author:, category:スクラッチシールドの磨き, 18:08
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